2016年2月1日月曜日

配食サービス×ITアイデアワークショップVOL.1 開催報告

緊急雇用創出事業業 地域人づくり事業(処遇改善プロセス)

▼日時:20151222()15:301830
▼場所:八戸市 八戸ニューポートイベントスペース
▼主催:青森県、
▼企画運営:株式会社サン・コンピュータ ▼協力:株式会社CCL
▼参加者:11名(IT関連・配食事業7/ゲスト・スタッフ4名)

【テーマ】配食サービス×ITアイディアワークショップ VOL.1
「小規模事業者にも活用できる受発注システム」を考える

【講師】安保 繁氏(合同会社ビジネスパートナーズマネジメント代表社員)
     配食サービスFC『配食のふれ愛』青森旭町店を運営。産学連コーディネーターとしても活動し、地域密着型のビジネス創出に力を入れている。
<ワークの流れ>

【アイスブレイク】
ワークショップに先立ち、参加者自身でニックネームを決め、自己紹介、最近作った
ものについて各自紹介する。
【インプットワーク】
講師の安保氏より配食サービスについての説明。
配食サービスとはどんなビジネスモデルなのか?
【アイデアワーク】
配食サービスの見える化
管理業務上の課題抽出
ICTによるバックアップ方針策定




2015年3月19日木曜日

【開催レポート】デジタルマーケティング戦略強化セミナー

2015年3月14日にデジタルマーケティング戦略強化セミナーを開催しました。

<開催概要>
ITやモバイルの普及により、消費者の購買行動は大きく変わりつつあります。ECサイトやモバイル、店舗など多様な購買チャネルを活用したショッピングスタイルが一般化する中で、お客様を理解しそれに合ったサービスを無駄なく実行することにより、低コストで売上増大が可能なマーケティングを実現することが可能です。本セミナーでは、このようなオムニチャネル時代に小売・流通がどう変わりつつあるのか、ICTを活用したデジタルマーケティングを実践する上での実現課題や成功するポイント、最新事例についてご紹介します。

▼日時:2015年3月14日(土)14:00-18:00
▼場所:アスパム9F津軽(青森市安方1-1-40)

▼講師
【講演1】
 富士通株式会社
 デジタルマーケティング推進部 マネージャー
 西本 伸一氏

【講演2】
 株式会社日立製作所
 ITプラットフォーム事業本部 開発統括本部
 ソフトウエア開発本部 ビックデータソリューション部 主管技師
 加藤 二朗氏

【講演3】
 日本マイクロソフト株式会社
 テクニカル エバンジェリスト
 畠山 大有氏

▼主催:青森県
▼企画運営:株式会社サン・コンピュータ
 *本セミナーは、青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」により開催いたします。

▼プログラム
講演1 14:05-15:05
ビジネスを成功に導くマーケティング変革 徹底解説
  ~case studyで学ぶオムニチャンネル時代の顧客戦略とは~

講演2 15:15-16:15 
データ分析でお客様の心をつかめるか?
 ~お客さまの多様な価値観を理解するデータ活用術~

講演3 16:35-17:35 
ビックデータ時代のMicrosoft AzureとExcelの不思議な関係
 ~可視化によって得られる気づきとは?~

<講演1>
「オムニチャンネル」とはどのようなものなのかを、多様化する消費者との接点で起こる事象と企業のマーケティング手法についてECサイトでのショッピングをケースに解説して頂きました。また、DPMというデータ利活用の最新動向についても紹介されていました。

西本氏
 
まずは、今後のマーケティングを紐解く最重要ワードとされる「コンテンツマーケティング」についてお話をいただきました。コンテンツマーケティングとは見込み客に購買に結び付けることを目的としておりお客様にとって価値のあるコンテンツを発信することであり①自社商品のターゲットを理解し明確に定義すること②見込み客、既存顧客を理解し購買につなげて売上を伸ばすことを行わなければならないとおっしゃっていました。
 
続いて、消費者・小売の目線でコンテンツマーケティングについて仮想の登場人物を使い説明して頂きました。
 
消費者の目線ではニュースサイトの広告からお店のサイトを覗くとクーポン券の発行やポイントの贈呈、嗜好にあった商品をすすめられるなどのサービスを受けることができました。
 
そのサービスを実現するために小売り側はビーコンやジオフェンスなどを使い消費者の行動をあらゆる”チャネル(接点)”で切れ目なく追いかけていき、プロモーションと”データ収集”を表裏一体で実行していきます。
 
この”チャネル(接点)”と”データ収集”を表裏一体で行うことがオムニチャネルであるとおっしゃっていました。
 
 
 
 
最後に、今後のトレンドになっていくであろうデータマーケティングのプラットホームであるDMPについて説明していただいた。
 

<講演2>
流通業が直面する課題と流通業におけるビックデータ活用事例という題に対して、顧客の購買行動の変化にともなうオムニチャンネルの必要性についてや課題についてお話いただきました。また、データ分析を利用した事例として日立製作所で行っているビックデータを使ったサービスを紹介していただきました。

加藤氏
 

流通業の現状として、情報通信の進化により企業はネットと店舗の双方を区別せず、自社のチャネルに消費者を引き込むための取組が必要とされており、激化する競争環境の中で他企業と差別化を図るためにオムニチャネルの取組が避けられないテーマとなっているとおしゃっていました。

しかし、大量にある営業情報を集約、分析、活用させるプロセスを確立させることなどの課題はのこっているとのことでした。
 
流通業におけるビックデータの活用事例としては購買履歴分析を行う際に商品選択理由を示す属性を付け、購買履歴を収集することで顧客プロファイリングが可能になったものを挙げられていました。

 


<講演3>
消費者の購買動向の変化により企業がかかえる巨大な顧客データ。このデータを分析するにあたり多くの企業で使ったことがあるExcelを中心として、Microsoft Azureを使った有効活用方法を紹介していただきました。

畠山氏
 
 
モバイルとソーシャルの普及により、ビジネスにスピードが求められるようになってきています。その中でも、巨大なデータがインターネット上に蓄積されそのインフラとしてクラウドが注目されています。
 
そのビジネスのスピードを上げるために有効なものの1つとしてMicrosoft Azureを紹介されていました。
 
その他に、ビジネスの現場を数値で理解するためのツールとしてExcelの役立つ機能を紹介していただきました。ピポットテーブルなどが入っている点、PowerPointやWordと連動している点などの説明をしていただいた他に、Power BIというビックデータの加工から地図へのプロットができるものも紹介していただきました。
 
以上で3名の講演が終わり、デジタルマーケティングセミナーのプログラムが終了となりました。
 
講師の西本様、加藤様、畠山様、セミナーに参加して下さった皆様ありがとうございました。
 
 



2015年3月18日水曜日

【開催レポート】Game Jam in Aomori


Unity講座に続き3月16日『Game Jam in Aomori』を開催致しました。


<開催概要>

Unityを使いゲーム開発にトライ!青森から楽しいコンテンツを発信しよう。
GlobalGamejamでは2009年の初開催以降年々規模を大きくしており、昨年度は、世界72ヵ国の国と地域で、488のハッカソン会場が設置され、23,198人が参加し、4,290の作品が制作されています。
スマホアプリの可能性を無限に秘めるゲーム業界におけるプログラミングの技術、ゲームデザイン、チームマネジメント等…実際のゲーム開発に必要な実践的なスキルを学びながら、ハッカソン形式でゲームアプリ作成を体験していただきます。

▼日時:2015316() 9:00-1830

▼会場:青森大学 5号館6階第5会議室(青森県青森市幸畑2丁目31)

▼講師
【ファシリテーター】
佐藤 充 氏
1979年福島県生まれ。大学卒業後ベンチャー企業へ就職し、ゲームの企画・開発やWebサイト制作をするかたわら、カメラやマイクを使ったインタラクティブ映像作品の制作を行う。その後システム開発、TV-CM制作、イベント映像制作などを経験。福島へ戻り、自営業を経て株式会社マユックス 取締役社長。千歳科学技術大学や国際アート&デザイン専門学校にて映像やゲームの講師。国際ゲーム開発者協会東北 代表。

【チームリーダー役】
菅家 利勝 氏
1996年に株式会社コンパイル入社。既にヒットしていたパズルゲーム「ぷよぷよ」シリーズに、企画・ディレクターとして参加する。現在はフリーのゲーム開発者として、企画だけでなくUnityやFlashでのプログラミング開発も行う。国際ゲーム開発者協会東北副代表。
瀬川 雅智 氏
溝井 光司 氏
Fesなどのハッカソンに参加。ゲーム開発フローの説明、Unity操作説明等を担当。


▼主催:青森県

▼企画運営:株式会社サン・コンピュータ

▼協力:国際ゲーム開発者協会東北(IGDA東北)


▼プログラム概要 09001800
09:00-09:15 開会あいさつ 
09:15-09:45 ブレインストーミングによる「ゲームテーマ」抽出
09:45-17:00 ゲーム作成
【開発フロー概要】
    リソースの作成
    アニメーションの作成
    ステージの作成
    タイトルなどのGUIの作成
    敵キャラクターの導入
    ギミックの作成
    BGMSEの作成、導入
17:00-17:40 成果発表プレゼン
17:40-18:00 コメント・総評



<開会あいさつ> 9:00~9:15

佐藤氏によるGameJamのスタート。
『ゲーム開発フローを体験をし、実際にゲーム作成を体験して貰います!』
各チームにはリーダー役としてハッカソンに慣れた3人もご参加下さいます。
溝井さん(チームA)、瀬川さん(チームB)、菅家さん(チームC)



<ブレインストーミング> 915~9:45


『テーマ:地元を愛するアクションゲーム』

青森の良さ、特産品、などを使いゲームに仕立てる為にそれぞれが思うアイデアをチームごとに話し合い検討して行きます。




チームA:
ホワイトボードを使い関連するワードをどんどん書き込んでいきます。












チームB:
ポストイットに特産品を書いて張り出します














チームC:
ラフ画です。どんなゲームになるのでしょうか?









<ゲーム開発開始> 9:45~17:00


あらかじめゴールを設定しない為に、各チームのゲームテーマは発表はしません。
方向性を決めたら、開発の開始です。
チームごとに作業分担域を決め作成に取り組みます。
作業中に浮かんだ面白いアイデアもゲームへ反映させながら、構想を稼働させるためにコンパクトに集積し、ゴールがより楽しいゲームとなるようにリーダー役が調整をします。
・Unityの操作説明
・AssetStoreの導入方法
・ゲーム開発フロー
リーダー役にすぐに質問出来る環境なので、初めてUnityをさわる参加者の方でもハッカソンを楽しんでいます。





ゲーム構成の決定段階でしょうか。
皆さん真剣に議論中です。









                  (右奥:溝井さん)







こちらのチームBでは3Ⅾモデリングが得意な根本さんが早速リンゴモチーフのモデリングを開始しました。









(↑根本さん)           (右:瀬川さん)






チームCでもUnityの基本操作を教えて貰い
手を動かしはじめました。









(↑菅家さん背中ショット)






お腹ぷっくりのキャラクターを作成中です。











じゃんけんで決定した順番は ACBとなりました。
完成度を上げるためにラストスパートをかけます。



<成果発表プレゼン> 17:00~17:40



                                                                         
チームA : タイトル【晴天の霹靂】
       『地元の特産品を食べて成長していくアクションゲーム』
◇ゲーム概要
・マグロは前後左右に動く、アイテムを一定数とるとイカの攻撃が出る。
TPS視点で進めていき、青森の地元特産品を食べて強化成長してする(健康になる)
コメ俵(晴天の霹靂)、リンゴ、ニンニクを取って進むゲーム。
アイテムにより攻撃倍率や攻撃範囲が上がる。
・ジャンクフード(ポテト、ピザ)に当たるとポイントマイナス。取りすぎると爆発(ゲームオーバー)
・ボスもいるよ!今回は少しだけ出ました。
・裏の目的として短命県返上!を掲げている。





                       
<チームAにご参加の皆さんのご感想>
・初めてさわるUnityを理解するのが大変だったが、みんながいたから何とか出来て良かった。
・みんなで協力すると相談できるし、わからないところは聞けるからとても楽しかった。
・ほとんど触ったことがないがメンバーのサポートもあり大変楽しかった。
また参加したい。

溝江氏:Unityをあまり触ったことがないと思いますが、教えたらすぐに理解してくれてとても助かりました。一人一人のパート部分も思ったよりスムーズに進んでいたので今後もイベント等での皆さんの御活躍に期待しています。

質疑応答として菅家さんのコメント : イカのアタリ判定の範囲は広すぎないか?



チームB :タイトル【Call of Nogyou:Modan Applefare】
      AssetStore:ユニティちゃん、背景・落ち葉が風で舞う

なぜこのようなゲームが出来てしまったかというと…
りんごが好きという気持ちが具現化してしまったのです!
◇ゲームの目的
・りんごを集める
・たくさん集める
・ひたすら集める
・必死に集める
・無心に集める
・とりあえず赤いのを集める
◇ゲームルール
・木から落ちてくるりんご等を拾っていく
・30秒以内に出来るだけたくさん拾いましょう
◇操作方法
左右の矢印キー…以上です!
◇最後に
心をこめて作りました。みなさん楽しんでください。


<チームBにご参加の皆さんのご感想>
・木やりんご、にんにくのモデリングを担当しました。
・Unityの構造を把握するのは大変でしたが、何とか出来ました。
・Unityは余り触ったことがないが、実際キャラクターが動くのが楽しかった。

瀬川氏:3人に作業を分担してもらいマージする作業をしました。皆さん優秀な方でサクサク作れちゃいました。ありがとう御座いました。

質疑応答として 溝井さん:横から飛んでくる葉っぱが雰囲気があり良かった。


チームC :タイトル【イギリストースト配布ゲーム】

◇ゲーム概要
自機が青森で有名なイギリストーストでそのイギリストーストを操作してお腹を空かしている人たちに糖分を与えることで満腹になってもらうという内容のゲーム。
お腹を空かせて飛んでくる人にイギリストーストが当たるとスコアが加算されます。





<チームCにご参加の皆さんのご感想>
・深くはつくりこめずシンプルなゲームになってしまったが、ゲームとして成立して良かった。
・興味があったUnityを基礎的なところから学べて良かった。

質疑応答として  瀬川さん:おなかが空いている感じが出ていなかったかも。
           佐藤さん:横スクロールではなく、縦スクロールの方が良かったかも


<まとめ>
佐藤氏:ゲームのコアな部分を触っただけで、すぐに開発に入った時リード役がコンパクトにしたのもそうだが、成果物としてゲームが完成して出てくるということは、それだけご参加の皆さんの実力がついていると云う事だと思います。
今回だけで終わるのではなく、次のイベントにぜひ繋げてみて下さい。




最後はお互いのチームの作品を触ってみてリーダー役に質問したり、ブラッシュアップが出来そうな意見交換をしてみます。
◇他のチームの作品を見てどんな風に感じたか
・アイテムの作りこみ(イギリストースト)ディテールに着目、細部まできれいに表現できていることがすごいと思った(チームCへ)
・健康に!と云うアイデアが面白い。イカが際限なく大きくなるのが面白い。(チームAへ)
・3Dのモデリングがインパクトがあった。プレゼンが上手かった。(チームBへ)


最後に菅家さん佐藤さんがどういう経緯でゲームの業界へ入り御活躍しているのかを伺います。

菅家さん:ゲームのは趣味が高じて作っていた。独学でベーシックを習得していた。
企画側なので、就職の時には、企画書をもって行った。

佐藤さん:プログラムは書いていたので、大学生の時はプログラミングのバイトをしていた。
大学の最後の方にメディア系に興味をもった。
リリースしてみる事はとても大事。

実績として云えるようになるから、とにかく作ってみる事は大事!


<イベントの感想として>
ハッカソン・アイデアワークは築き学ぶことが多くて楽しいものですが、今回のイベント終了後はご参加の皆さんからこういうイベントをもっとやってほしい!とのお声を複数頂きました。
大変満足度の高いイベント内容であったと思います。

準備段階でリーダー役のご提案をして下さり、全体のバランスを見ながらテンポよく進行して下さった佐藤さん。Unityの基礎的な部分、構造的な部分からしっかりと解りやすくメンバーに教えて下さった菅家さん。AssetStoreの楽しさ便利さをご紹介下さった瀬川さん。チームマネージメントとUnityの操作方法を細かくフォローして下さった溝井さん。
皆さんのおかげ様です。本当にありがとうございました。
そして、ご参加して下さった皆さんもありがとうございました!皆さんの情熱が伝わるとても良いイベントでした。やはり皆で作ると楽しいですね。また、機会が御座いましたら是非ご参加下さい。




2015年3月16日月曜日

【開催レポート】スマホアプリ開発に役立つUnity講座&アイデアワーク

2015年3月15日にUnity講座を開催致しました。

<開催概要>
スマートフォンアプリ開発のツールとして急速に利用が拡大するUnity。
iOS、Android、WindowsPhoneのいずれにも書き出しができ、開発効率をあげるとともに、ゲーム開発などでも需要が増えており、注目のツールです。
本イベントでは、Unityを使った開発のハンズオンを行い、アプリのアイデアを出すワークを行います。

▼日時:2015年3月15日(日) 
第1部 12:30-16:30 開発ハンズオン 
第2部 16:45-17:50 アイデアワーク

▼場所:ユートリー (八戸市一番町1丁目9-22)

▼講師
【ハンズオンセミナー講師】
佐藤 充 氏
1979年福島県生まれ。大学卒業後ベンチャー企業へ就職し、ゲームの企画・開発やWebサイト制作をするかたわら、カメラやマイクを使ったインタラクティブ映像作品の制作を行う。その後システム開発、TV-CM制作、イベント映像制作などを経験。福島へ戻り、自営業を経て株式会社マユックス 取締役社長。千歳科学技術大学や国際アート&デザイン専門学校にて映像やゲームの講師。国際ゲーム開発者協会東北 代表。

菅家 利勝 氏
1996年に株式会社コンパイル入社。既にヒットしていたパズルゲーム「ぷよぷよ」シリーズに、企画・ディレクターとして参加する。現在はフリーのゲーム開発者として、企画だけでなくUnityやFlashでのプログラミング開発も行う。国際ゲーム開発者協会東北副代表。

【アイデアワーク講師】
西本 浩幸 氏


▼主催:青森県
▼企画運営:株式会社サン・コンピュータ
▼協力:国際ゲーム開発者協会東北(IGDA東北)
*本セミナーは、青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」により開催いたしました。

▼プログラム
12:30-12:40  あいさつ
12:40-16:30  第1部 開発ハンズオン  
                    (Unityを使ったアプリ開発を習得)
16:45-17:50  第2部 アイデアワーク  
                    (Unityを使ったアプリのアイデアを考えるワーク)
17:50-18:00  各種ご案内

<Unityハンズオン>
Unityでどんなことができるのか、サンプルのゲームの設定を編集しながら、また同時に参加者の皆さんにも一緒に触ってもらいながら、Unityについてご紹介いただきました。


 左: 佐藤氏         右: 菅家氏


Unityの画面


続いてUnityで使用する素材をダウンロードできるサイトの紹介です。

Unityを使ってゲームを作りたいなと思うとき、まずはキャラクターや背景などの素材が必要になるかと思います。

もちろん、自分で素材を作り使用することも可能ですが、まずは何でもいいからUnityでゲームを作って見たい!触ってみたい!という方は、AssetStoreというサイトから素材をダウンロードすることも可能です。

AssetStoreでは、キャラクターやプロップ、マテリアル、テクスチャ、背景ペイントツール、オーディオエフェクト、音楽、スクリプト等、すべて揃っています。
また、車の物理や、キャラクターカスタマイズ、背景制作などのデモやチュートリアルといった学習用リソースもダウンロードできます。
無料でダウンロードできる素材もありますので、自分の好みの素材を探してみてください。

AssetStoreの画面


いよいよハンズオン開始です。
まずは実際にUnityを触ってみるところから。



講師の佐藤さん、菅家さんにサポートして頂きながら、Unityについて理解を深めていきます。
また、スマートフォンに「Unity Remote」というアプリをインストールし、パソコンと繋ぐことによって、Unityで作ったものの動作確認をスマートフォンで出来るようになります。




そして、本日のUnityハンズオンのゴールは迷路を作ること。
ゴールに向かって黙々と作業されていました。


講師の佐藤様より、「これで皆さんもゲーム開発者です!」と嬉しいお言葉を頂いたところで、第一部ハンズオンは終了いたしました。


<アイデアワーク>
ハンズオンの後は、Unityを使ってどんなゲームを作りたいか考えるアイデアワークが行われました。

アイデアワーク講師の西本浩幸氏


最初はUnityを関連付けしなくていいということだったので、皆さんには自由に考えてもらいました。




「ゲーム化してみたい映画」の考えを元に、様々なアイデアが生まれました。




他にも、ホラーゲームのアイデアで音や画面の暗さのみで判断しながら進めていくというものなどのアイデアを出してもらいました。

最後には、講師の方々への質問タイムが設けられ、今日学んだことについてや、ゲームを開発するにあたってのモチベーションの上げ方など、講師のお二人に応えて頂きました。


以上で、Unity講座&アイデアワークすべてのプログラムが終了となりました。

講師の佐藤様、菅家様、西本様、セミナーにご参加下さった皆様ありがとうございました!


「Game jam in Aomori」開催のお知らせ(終了しました)

Unityを使いゲーム開発にトライ!青森から楽しいコンテンツを発信しよう。
GlobalGamejamでは2009年の初開催以降年々規模を大きくしており、昨年度は、世界72ヵ国の国と地域で、488のハッカソン会場が設置され、23,198人が参加し、4,290の作品が制作されています。
スマホアプリの可能性を無限に秘めるゲーム業界におけるプログラミングの技術、ゲームデザイン、チームマネジメント等…実際のゲーム開発に必要な実践的なスキルを学びながら、ゲームアプリ作成を体験していただきます。


日時:2015316日(月) 09:00~18:00

場所:青森大学・5号館 6階 第5会議室(予定)
(青森県青森市幸畑2丁目31)
定員:20名(要事前申込)
参加費:無料
持参物:
Unityがインストールされたパソコンをご持参ください。

Unityは下記URLリンク先よりダウンロードできます。
※ノートPCをお持ちでない方は事前にご相談ください。

▼対象者:県内にて情報処理を学ぶ学生様、IT企業エンジニア様

参加申込:下記URLリンク先よりお申し込みください。

主催:青森県
企画運営:株式会社サン・コンピュータ
協力:国際ゲーム開発者協会東北(IGDA東北)
*本セミナーは、青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」により開催いたします。

お問い合わせ先
株式会社サン・コンピュータ(担当:相馬・川守田)
Tel0178-21-1100
E-mailitidea(at)sancom.co.jp
(メール送信の際は、(at)@に変えてお送りください。)


プログラム
09:00-09:30 開会・あいさつ
09:30-10:30 インプット 
        
10:30-17:00 Unityを使ったアプリ開発
         ・ゲーム作成開始~
17:00-17:40  成果発表プレゼン

17:40-18:00 コメント・総評

※詳細は随時更新してまいります。


▼以下のURLよりチラシPDFをダウンロードできます。
http://firestorage.jp/download/67d27ca7a93596861fd822b7188e9bae019ae177




2015年3月13日金曜日

【開催レポート】あじがさわの未来を語ろう

10年後の理想的な鰺ヶ沢へ向けた一歩を踏み出すべく、鰺ヶ沢地域の豊かな食材の生み出す食×ビジネスの可能性について話し合いました。
本ワークショップでは、株式会社シェフズバンク代表取締役の桑原大輔氏をお招きし、『地方食材×プロモーション 食ビジネスのススメ』というテーマで話題提供のお話をしていただきました。

<開催概要>
▼日時:2015年3月9日(月) 13:00~18:00
▼会場:鰺ヶ沢町中央公民館

▼主催:青森県
▼共催:鰺ヶ沢町
▼後援:一般社団法人 鰺ヶ沢町観光協会
▼企画運営:株式会社サン・コンピュータ
*本イベントは、青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」により開催致しました。

▼プログラム
12:30 開場
13:00 開会のご案内(プログラム説明)
14:00 話題提供『地方食材×プロモーション 食ビジネスのススメ』
      株式会社シェフズバンク 代表取締役 桑原大輔氏
14:30 ビジョン形成ワークショップ『10年後の理想的な鰺ヶ沢の姿を語ろう』
      ※ビジネス・暮らしの2軸から未来を展望する
15:30 休憩
15:40 食材発掘ワークショップ『収穫カレンダーをつくろう!』
16:40 休憩
16:50 食材活用ワークショップ『食材の活用事例を共有しよう』
      ※家庭料理や伝統料理の活用事例、レストランでの調理例等を共有する
17:20 プロジェクト形成の対話『10年後の理想的な鰺ヶ沢を実現するためにやってみたいこと』
17:50 対話のまとめ
18:00 終了

<話題提供>
桑原大輔氏(株式会社シェフズバンク 代表取締役)
◆事業内容
(1)直営店運営
(2)地域活性事業
  ・「食」をテーマにした地域活性コンサルティング
  ・地域食材のプロモーション
(3)プロデュース事業
  ・コンサルティング
  ・レストラントータルプロデュース
  ・商品企画/開発
(4)イベント企画

◆事例
(1)福島県会津美里町 『野菜ビュッフェレストラン IWATATE』
  ・依頼内容/会津美里町らしさを取り入れた観光レストランの新規業態のプロデュース
   既存売上1500万円/年⇒目標売上2500万円/年
  ・コンセプトアプローチ
  ◎モノを作るときはコンセプトが大事(人間の背骨のようなもの)
  ①町の特徴
   豊富な農産物⇒野菜料理
  ②野菜の可能性
   和食中心⇒経験値の少ない調理法+新発見・自信
  ③既存店舗労働力
   働くお母さん
  ④震災の影響
   沈む心⇒活気・賑やかさ・明るさ+明日への活力
  ⑤ターゲット
   観光客+地域住民⇒地域住民・女性  観光客
   ◎地域住民に愛され、地域住民が自慢し観光客へ伝達する仕掛けづくりが必要
  ・コンセプト
   …経験値の少ない調理法×新発見・自信×野菜料理
     ⇒比較的馴染みのある洋食業態、周辺店舗との差別化
   …活気・賑やかさ・明るさ×明日への活力×地域住民・女性
     ⇒非日常感の演出、元気な接客、集まる場所
   …働くお母さん
     ⇒ショップコンセプト『会津美里町の野菜食堂 MANMAの家』
     ⇒会津美里町の豊富な野菜をふんだんに使用したこころ温まる食堂
     ⇒ここでのつながりから全てが始まる
  ・売上
   (変更前)
   業態:釜めし業態
   客単価:約1000円
   平均客数:約30人/日
   平均売上:30,000円/日
   
   (変更後)
   業態:野菜ビュッフェレストラン(イタリアン)
   客単価:約1,350円
   平均客数:90人/日
   平均売上:135,000円/日
   ※リニューアルから半年で既に2,000万円を超えている。

(2)その他の事例
  ・地域着地型
   観光者集約型レストランメニュー開発 鳥取県鳥取市『賀露幸』
  ・六次産業化を見据えた事業
   マルシェ事業 福島県会津美里町 アンテナショップ『会津問屋』

(3)イベント
  ・値決めレストラン
   …独立したいシェフがフルコースをお客さんに提供、お客さんが評価した金額を支払う。
   …一人のシェフが5~6回やる(そうすることで前回できなかった説明等ができる)
   ◎見せ方次第で値段が高くなるということを学んでほしい

(3)食ビジネス
  ・味覚に絶対はない。美味い、まずいで判断するのは危険。
  ・サイクルは3年で変化する。
  ・サイクル
  ①情熱をもつ
  ②強み、弱みを理解する
  ③買ってくれる人をイメージする
  ④日々変化させる、変化する
  ⑤情熱を汲み取る
  ⑥お客様になる

桑原氏(中央)

<アイデアワーク>
ビジョン形成対話
まず各チームごとに、鰺ヶ沢に起きてほしい
①仕事の変化(ピンクの付箋)
②生活の変化(緑の付箋)
③施設の変化(オレンジの付箋)
加えて、④鰺ヶ沢に起きてほしくない変化(黄色の付箋)
というテーマでブレインストーミングを行いました。

ブレインストーミングでは、時間を決めて思いついた言葉を付箋に書いてホワイトボードシートにどんどん貼り出していきます。

次に横軸(2015年⇒2025年)を作り、ピンクの付箋(仕事の変化)、緑の付箋(生活の変化)、オレンジの付箋(施設の変化)を貼り替え、起きてほしい変化の優先順位を話し合いました。


各チームの成果物はこのようになりました。




食材発掘ワークショップ
鰺ヶ沢ではどんな野菜・果物がとれるか、春夏秋冬で分けて話し合いました。
(4~6月にとれるもの…緑の付箋、7月~9月にとれるもの…オレンジの付箋、10月~3月にとれるもの…黄色の付箋)

次に、その食材がどのように調理、消費されているか話し合いました。(ピンクの付箋)



アイデア形成の対話
最後に参加者全員で、前の作業の成果をもとに『関東圏の消費者が注目する野菜はあるか』というテーマで話し合いました。



話し合いでは次のような意見が出されました。

・弘前等への流通ルートの歴史が、保存食流通のきっかけになるかも
・海のあるなしに関する価値観のギャップをつく
・弘前→鰺ヶ沢への人の流れは間違いなくある
・保存食で商売するなら西でやってみたらどうか?
               ⇒雪が降らないところ
消えていくものはいらないもの
・保存食は作ろうと思って生まれたものは少ない。
 でもこれからは狙って作っていくことで品質を高める
・海の駅わんどの実演スペースを活用した取り組み
保存食をとがらせきっていくという作戦
 ⇒自衛隊、防災食
 ⇒言葉を変えていきたい
・話題作りのための商品づくり
 ⇒飯寿司は関東圏の人は食べたがらない
・『熟成』というテーマと保存食
 ⇒ストーリー化する可能性
・タダ同然で手に入る食材を加工できないか
・ふくろぎ…安い魚
 ⇒刺身はうまい
・①地域販売
 ②直販(通販)
 ③惣菜販売(保存食)

<感想>
皆さん積極的に発言されていて、とても和やかな雰囲気のワークショップでした。
このワークショップをきっかけに、将来鰺ヶ沢の食材や調理法が多くの方に知っていただけるようになればと思います。
参加者の皆様、講師の桑原様、ありがとうございました。


「スマホアプリ開発に役立つUnity講座&アイデアワーク」開催のお知らせ(終了しました)

スマートフォンアプリ開発のツールとして急速に利用が拡大するUnity。
iOS、Android、WindowsPhoneのいずれにも書き出しができ、開発効率をあげるとともに、ゲーム開発などでも需要が増えており、注目のツールです。
本イベントでは、Unityを使った開発のハンズオンを行い、アプリのアイデアを出すワークを行います。

▼日時:2015年3月15日(日) 
第1部 12:30-16:30 開発ハンズオン 
第2部 16:45-17:50 アイデアワーク
※いずれのみの参加も歓迎です

▼場所:ユートリー 4F情報室(八戸市一番町1丁目9-22)
▼定員:10名(要事前申込)
▼参加費:無料

▼持参物:
・Unityがインストールされたパソコンをご持参ください。
・モバイルルーターがある方はあわせてご持参ください。
※Unityは下記URLリンク先からダウンロードできます。
http://japan.unity3d.com/unity/download/
※モバイルルーターは事務局でもご用意いたします。

▼参加申込:下記URLリンク先よりお申し込みください。
http://goo.gl/jePLlF

▼主催:青森県
▼企画運営:株式会社サン・コンピュータ

▼協力:国際ゲーム開発者協会東北(IGDA東北)
*本セミナーは、青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」により開催いたします。

▼プログラム
12:30-12:40  あいさつ
12:40-16:30  第1部 開発ハンズオン  
                    (Unityを使ったアプリ開発を習得します)
16:45-17:50  第2部 アイデアワーク  
                    (Unityを使ったアプリのアイデアを考えるワークです)
17:50-18:00  各種ご案内

▼以下のURLよりチラシPDFをダウンロードできます。
http://firestorage.jp/download/7c23435f8cfb230006e83ec13cb70328a0952770