2014年11月25日火曜日

「地域資源×IT アイデアワークショップ in弘前」開催のご案内(終了しました)

異業種コラボでITサービス創出のタネを生む!


人・モノ・自然など、地域にある様々な資源を活用している方々の
課題解決のため、ITができることは?

来年1月に開催する「地域資源xIT」の試作品開発に向けた、

課題解決のためのアイデアワークショップを開催します。

地域資源xITのコラボでどんなものが生まれてくるでしょう?



▼日時:2014年12月13日(土)13:00~17:00
▼会場:弘前市総合学習センター 視聴覚室(弘前市末広4丁目10-1)

▼定員:30名(要事前申込)
▼参加費:無料

▼参加申込:下記URLリンク先よりお申込みください。
 
http://goo.gl/FqvsrJ

▼主催:青森県
▼企画運営:株式会社サン・コンピュータ
*本セミナーは、青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」により開催いたします。



▼お問い合わせ先:株式会社サン・コンピュータ(担当:風間・宮川)
 Tel:0178-21-1100
 E-mail:itidea(at)sancom.co.jp
(メール送信の際は、(at)を@に変えてお送りください。




▼各分野の課題は下記を予定しております。
(当日、追加・変更になる場合もありますので、予めご了承ください。)

■町おこし
鶴田町の「こんなの売れるかな?」という商品を発売して、商店街を活性化させたい。

■観光
体の不自由な方への旅行支援を増やしたい。

■自然環境
後世へ繋げていくために、環境教育に取り組んで行きたい。

■農業
農業の現状を多くの人に知ってもらいたい。




▼PDF版のチラシは下記リンクからご覧ください。
【地域資源×IT アイデアワークショップ in弘前】チラシ








2014年11月22日土曜日

【開催レポート】スマホアプリ開発のためのUnity講座&アイデアワーク

 
11月21日(金)に青森市にてUnityを使ったアプリ開発のセミナーを開催しました。

Unityは主にモバイルやブラウザゲーム製作に使用されるゲームエンジンで、2D/3D問わず様々なゲームやアプリケーションを作ることができます。
今回のセミナーではゲーム開発イベントや、ゲーム開発とその周辺領域の勉強会やセミナーイベント開催しているIGDA東北の佐藤 充さんと菅家 勝利さんを講師に迎えて、Unityを使ったゲーム開発のハンズオンと簡単なワークショップを行いました。

<開催概要>
▼日時:2014年11月21日(金)12:30~18:00
▼会場:ねぶたの家ワ・ラッセ(青森市安方一丁目1-1)
▼主催:青森県
▼企画運営:株式会社サン・コンピュータ

※本セミナーは、青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」により開催いたしました。

<プログラム>
12:30~16:30 Unityハンズオン講座
16:45~18:00 アイデアワーク

<スキルアップ講座>
講師:佐藤 充氏(IGDA東北 代表)
      菅家 利勝氏(IGDA東北 副代表)
左)菅家氏      右)佐藤氏

ハンズオン講座では講師の指導のもと2種類のゲームを作成しました。

(1)バランスゲーム
  iPadなどでバランスをとりながら板の上に乗ったボールを動かすゲームでゲーム基礎となるものです。
  参加者のほとんどが初めてUnityに触れるため、1から丁寧に説明を行っていましたが真剣に行いスムーズに進行しました。

(2)迷路ゲーム
  ボールを転がし迷路を進んでいくゲームです。バランスゲームの基礎から壁を作ったり、途中にトラップを置いたり、ゴールを作ったりとより本格的なゲーム作りを行いました。




  このあたりから参加者も慣れてきたのか壁をたくさん置いてみたり、トラップの数を増やしたりとそれぞれの個性が出始めてきました。





 最後にiPadやスマホに自分が作ったゲームを繋いで実証しました。参加者からは「自分で作ったのに難しい」、「ちょっと凝って作りすぎた」などの声がありましたが皆さん満足していたようでした。





<アイデアワーク>
 ハンズオン講座が終了し、先程作成した迷路ゲームの迷路を切り口にアイデアワーク
が始まりました。
 まずは、マンダラートというツールを使っての迷路から思いつくイメージの抽出。短い時
間ながら皆さん多くのイメージを出していました。



 そこからアイデアをまとめようとしたときに「青森県を強烈に印象づける」というテー
マが急にプラスされました。「強烈に印象づける」という言葉にハードルがかなり上がった
ように思われましたが、皆さん初めから強烈なアイデアを持っていたかのように黙々と
まとめに入っていました。
 皆さんの考えがまとまったところで1人ずつアイデアの発表。どれもこれもとても印象に残る強烈なものでした。中には青森県の名所を戦闘の場として使い、雪やゆるキャラを敵として登場させるなど過激なアイデアもありました。


 最後に今後開かれるアプリコンテストの紹介を行い終了となりました。


「ITビジネスアイデア開発支援事業」では、IT業界のみならず、ITを活用する県内事業者の皆様のお役に立てるようなセミナー、イベント等を今後も企画・開催予定です。

皆様のご参加を、心よりお待ちしております。

2014年11月21日金曜日

【参加レポート】岩手SDM研究会2014Vol.9『コメ販売イノベーション』

テーマ:お米の高付加価値販売の実現

◆日時:2014年11月14日(金)18:15~21:00
◆会場:岩手県盛岡市(国立大学法人岩手大学内 盛岡市産学官連携研究センター)
◆参加者:農業従事者3名、学生3名、
◆株式会社サン・コンピュータより3名(小川、相馬、川守田)他 10名
◆主催:岩手SDM研究会
◆企画運営:株式会社CCL


<タイムテーブル>

1815 インフォメーション『イノベーション対話とは』
1830 インプット『コメビジネスの現状と課題、高付加価値の販売事例』
1900 ブレインストーミング『お米を買うとどんな気持ちが生まれているか』
1900 2×2『お米を購入する時の幸福感・心のハードル分析』
1930 休憩
1940 ブレインストーミング『お米を食べる人はだれか』
2000 アイディア形成対話①『お米のパッケージを変えてみる』
2020 アイディア形成対話②『お米の売り方を変えてみる』
2040 アイディア形成対話③『お米×サブカルチャーで付加価値は上がるか』
2100 終了





(1)インフォメーション『イノベーション対話とは』
まず、これからワークショップを進めるにあたって、どのような考え方で臨めばよいのか、次のような説明がありました。

・システム思考×デザイン思考=イノベーション思考
・共感することが重要である
・与えられた大きいテーマを解決するために、なるべく細かく問題を考える
 (木を見て森を見る)
・勘ではなく理論的視点で考える
・発散したアイディアを収束させる(整理する)

(2)インプット『コメビジネスの現状と課題、高付加価値の販売事例』
まず、コメビジネスの現状と課題について、次のような情報共有が行われました。

・米価の下落傾向が続き、2013年の12,350円/60㎏から、2014年は8,810円/60㎏にまで下落している。(1ha当たりの売上額は、約792,900円)
・過剰供給により米価が下落している。
2018年には食用米生産に対する補助金は廃止され、飼料米等の「食用外」の米をつくる農家に対し、1haあたり最大約100万円の補助金導入が見通されている。
・日本は、食用の米を国が買い取りながら、米価を高く維持する政策を進めることで米農業を維持してきた。近年になり、より直接的に食用米の流通を低減する動きが顕になってきている。
・食用米主体の農業経営を維持していくには、生産コストを下げ、販売量や価格を向上させることが重要である。

(3)ブレインストーミング『お米を買うとどんな気持ちが生まれているか』
米を買う時にどんな気持ちになるか、2つのグループに分かれてアイディアを出し合いました。
例:(安すぎるとき)大丈夫かな、友達におすすめしたい、高い、重いなど

(4)2×2『お米を購入する時の幸福感・心のハードル分析』
前のブレインストーミングで出たワードを2×2という手法で整理しました。
縦軸として課題⇔魅力という軸、横軸として楽しい⇔つらいという軸を作り、
どこに位置するかを考える作業です。
次に、そのワードはどんな幸福感を意味するのか、より具体的に書きだしました






(5)ブレインストーミング『お米を食べる人はだれか』
前に出たワードについて、実際にどんな付加価値を付けられそうかアイディアを出し合いました。
例:冷めてもおいしい⇒冷めたらおいしい
   無洗米、おしゃれの味方⇒ネイル米
   高い⇒限定(数、チャネル) など

(6)アイディア形成対話①『お米のパッケージを変えてみる』
・どんなパッケージにしたら米が売れるか、アイディアを出し合いました。
例:ペットボトル、ガラス、ランドセルなど
・次に、最近見て気に入ったデザインはどんなものか意見を出し合いました。
 例:アップルのマーク、星など

(7)アイディア形成対話②『お米の売り方を変えてみる』
どんな米の売り方ができそうか、アイディアを出し合いました。
例:誰かの紹介がないと買えない、移動販売など






(8)アイディア形成対話③『お米×サブカルチャーで付加価値は上がるか』
自分が好きなコンテンツ(ゲームやテレビ番組等)は何か、意見を出し合いました。
例:妖怪ウォッッチ、TwitterLINEスタンプなど

(9)アイディアシート作成
アイディア形成対話で得られたワードからどのようなアイディアが創出できるかを検討しました。前段に話し合ったお米を買う上での「幸福感」や「付加価値」からキーワードを一つ取り出し、アイディア形成対話で得たワードを組み合わせることで新たなパッケージ・デザイン性・販売ルートを持ったお米ビジネスを考えました。このワークでは一人一案アイディアシートを作成しました。


<気づいたこと、感想>
今回のワークショップでは、農家さんがどのような悩み、課題を抱えているのかインタビューする時間が設けられました。そこでは、20haくらいの規模でなければ経営を維持していけない、JAに卸せば全量引き取ってもらえるが、自分で値段が決められない、コメの卸先はJA9割、直販が1割程度、直売の割合を増やしたいが自分でイベントに行ったり梱包や発送などの作業をしたりするのが大変なので難しいといった声がありました。農家さん自身、販売面について問題意識をもっていてもなかなか現状を変えられないという点に課題があるのではないかと感じられます。

<最後に作成したアイディアシート>
    限定というキーワードで付加価値を付けるために、誰かの紹介がないと買えないという売り方で、ガラス、砂時計型、星形のパッケージを使い、特別感、高級感を出す。
    JAS規格というキーワードと自動販売機を組み合わせ、ウォーターサーバーのような据え置き型の装置で精米したての米が購入できるようにする(グラム数、精米歩合は自分で設定することができる)。袋は光触媒加工で米が酸化しにくいものにし、シールかプリントで精米情報を印刷する。
などのアイディアが生まれました。

<お米の販路開拓のために考えたこと>
①全国各地で栽培されているお米の中から特定品種の需要を高めるために、品質向上や食味の追求だけでなく、消費者の記憶に残る要素獲得が必要であることが分かりました。
②アイドル性、コンテンツ性を付与することでブランドの露出を図るなど、消費者の目や耳に止まり、記憶に残る仕組みづくりを地域毎に考えていく必要があると感じました。こうしたプロモーションに関係する取り組みは、農家さんの専門性とは全く別の知識や経験が融合することでまだまだ発展させられると思います。ITシステムやアプリなども、これからさらに活用可能性を広げていくのではないでしょうか。



ワークショップで得られたアイディアをもっと細部までブラッシュアップできれば、より実現性のあるアイディアになるのではないかと感じており、大変勉強になるワークショップでした。

「基礎からはじめるiBeaconハンズオン講座」開催のお知らせ(終了しました)

スマートフォンと外部デバイスとの連携コンテンツをテーマとした開発ワークショップです。
連携デバイスには今話題の「iBeacon」を素材として、利活用の場づくりが進んでいる岐阜県ソフトピアから、トリガーデバイスの佐藤さんを講師に迎え、最先端のスキルの基礎を身に着けます。

▼日時:2014123日(水)13:00-17:45
▼場所:リンクステーション青森 小会議室(3)
▼定員:20名(要事前申込)
▼参加費:無料

▼持参物:
・パソコンをご持参ください。
・モバイルルーターがある方はあわせてご持参ください。
※モバイルルーターは事務局でもご用意いたします。

▼参加申込:下記URLリンク先よりお申し込みください。

▼主催:青森県
▼企画運営:株式会社サン・コンピュータ
*本セミナーは、青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」により開催いたします。

▼プログラム
13:00-14:00 iBeacon解説セミナー 
 iBeaconについての解説を行います
14:00-17:00 開発ハンズオン
 iBeaconを使ったコンテンツ開発を習得します
17:00-17:45 アイデアワーク
 iBeaconの活用方法を考えるワークです

▼講師
佐藤忠彦氏(さとう ただひこ)
有限会社トリガーデバイス 取締役
1973年生まれ。大手企業にてFA機器ネットワーク分野の研究開発、その後国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)に入学、在学中に友人と共に起業し、2005年に法人化。メーカーのデザインプロトタイプや試作機の制作、メディアアートやキオスク端末などコンピュータを使った展示システムの企画/制作など行い、現在はスマートフォン関連のアプリ制作やBLE機器制作などが中心。iBeaconのハッカソンを始め、エンジニア向けのワークショップも多数主催している。

▼お問い合わせ先
株式会社サン・コンピュータ(担当:川守田・相馬)
Tel0178-21-1100

E-mailitidea(at)sancom.co.jp
(メール送信の際は、(at)を@に変えてお送りください。)

「ITサービス創出のためのAPI/ソリューション活用ワークショップ」開催のご案内(終了しました)

ITサービスを開発するために利用できる既存のAPIやソリューションの活用方法を考えるセミナーとアイデアワークです。今回は、株式会社デンソーをゲストに招き、同社から開発企業やエンジニア向けに提供しているAPI等を素材として、青森の地域課題・地域資源をテーマに、活用方法を考えます。

▼日時:2014年12月9日(火) 11:00-17:00
▼場所:ねぶたの家ワ・ラッセ 交流学習室2・3(青森市安方一丁目1-1)

▼定員:第1部 30名/第2部① 30名/第2部② なし(ご自由にお越しください)
▼参加費:無料

▼参加申込:下記URLリンク先よりお申し込みください。
http://goo.gl/E9Sp8r

▼主催:青森県
▼企画運営:株式会社サン・コンピュータ

▼対象者
・ITで自社サービスの開発を検討している企業およびエンジニアの方
・API/ソリューションを自社の開発業務に活用した企業およびエンジニアの方
・地域課題の解決や地域資源の活用にITを導入したい各種事業者の方
・1月開催「地域資源×ITマッチングワークショップ」への参加をご検討中の方
・ITに関心のある学生のみなさん

▼プログラム
第1部  11:00-12:00 API/ソリューション解説セミナー
第2部① 13:00-16:00 マッチングアイデアワーク
第2部② 13:00-17:00 展示&相談コーナー
※第2部①②は別室に分かれて行います。

▼お問い合わせ先:株式会社サン・コンピュータ(担当:中里・山田)
 Tel:0178-21-1100
 E-mail:itidea(at)sancom.co.jp
(メール送信の際は、(at)を@に変えてお送りください。)

※紹介予定のAPI/ソリューションは決まり次第、随時ご紹介します。

<2014/12/03追記>
当日ご紹介予定のAPI/ソリューションを紹介します。

【NaviCon】 http://goo.gl/2cEsvQ
Tech100 Award 2013優秀賞、Android Application Award(A3)2013大賞、グローバル賞受賞アプリで、スマートフォンからカーナビの地図を操作したり、スマートフォンで探した目的地をカーナビに転送できます。
さまざまなアプリやwebサイトと連携が可能で、ワンタッチでカーナビの目的地設定の機能が活用できます。現在、あらゆる企業や個人が開発したアプリやサイトが、400本以上連携しています。
また、通信機能のないカーナビでも、マップコード入力により利用できます。
行きたい場所を見つけたらNaviConのブックマークに登録できます。登録した場所の中から5つまで選んでルートプランを作成することも可能。ルートプランはそのままカーナビに送れるほか、メールやSNSで友達にお知らせすることも可能です。友達同士で居場所を知らせ合うことにも役立ちます。

【MapQR】 http://goo.gl/yOgw6T
任意の場所の地図画像にその場所の位置情報データを重畳した2次元コードが作成できます。人の眼には簡易な地図と認識でき、QRコードリーダーでは正確な位置情報が読み取れます。製造コストも低く、略地図代わりにガイドブックやパンフレットや名刺などに印刷するだけで、紙媒体に掲載された位置情報をスマホの地図やカーナビなどのデジタルデバイスに容易に取り込むことができるので、言語が通じないシーンで位置情報を伝えるのに便利です。
Webサイトで簡単な登録をするだけで、世界中の好きな場所のMapQRを発行できます。通常のQRコードと異なり、見た目がカラフルな地図であるためデザイン性が高く、掲載物のデザインを損なうこともありません。

【KKP -くるくるピ-】 http://goo.gl/Cy2uTR
スマートフォン上の対応アプリを車の中でも簡単に操作可能な専用リモコン。
アプリへライブラリを組み込むだけで専用コントローラによる操作が可能になります。
コントローラデバイスのバリエーションはダイヤルタイプ、ステアリングSWタイプ、コンパクトタイプ、ワイパーSWタイプの四種類があります。KKP連携アプリ作成は誰でもできます。アプリサービスは提供者ごとに自由にランチャーアプリをデザイン可能で、表示する対応アプリも提供者ごとに出し分けもできます。

【MIKAWAP(スマホ版ドライブレコーダー)】 http://goo.gl/5cy96P
MCPC award 2014奨励賞受賞。
スマートフォンとスマホマウンター(車への設置装置)だけでドライブレコーダーが利用できるアプリ。
車の傾きや端末ごとに異なるセンサー特製の誤差を補正し、全てのスマートフォンや使用環境に対応できるのが大きな特徴。また、リアルタイムの交通情報の蓄積や定点観測などの情報収集も行えます。
ユーザーは手軽に導入して安全運転意識を高められます。また、「集合値」の情報を地域のインフラ整備などに役立てることが期待されています。

【カーシェアリングシステム】 http://goo.gl/PxjHBK
超小型モビリティは環境にやさしく、地域の手軽な移動の足となる新たなカテゴリーの乗り物として期待されています。より多くのユーザーに使っていただくために、クルマで培ってきた技術を活用し、快適で利便性を向上させるためのソリューションを提案します。さらに今後、超小型モビリティを媒体としたエネルギーマネジメントや、災害時における電力供給を見据えた開発を進めていきます。
カーシェアリングシステムは貸出時に返却の必要のない「ワンウェイ型(乗り捨て型)システム」です。従来システムでは直前の予約しかできませんでしたが、事前予約が可能になりました。
また、ICカードでON/OFFが可能ため、鍵の管理が不要です。
※当日は紹介のみ。

【Lifevision】 http://www.lifevision.net/ 
ライフビジョンは町と人、人と人を繋ぐ、タブレット端末を活用したコミュニケーション・システムです。自治体や集落で、役場と家庭を結ぶコミュニケーション手段としての活用が可能です。自治体からは「お知らせ」や「町内会の連絡」などを、クリアな音質、大きな文字と画像で通知し、町民は「イベントの出欠」や「施設サービスの予約」などを簡単な操作で行えます。自治体のニーズに合わせた機能カスタマイズも柔軟に対応可能で、多彩なコミュニケーションで地域で活性化します。
※当日は紹介のみ。


※本セミナーは、青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」により開催いたします。



「地域資源×IT アイデアワークショップ in青森」開催のご案内(終了しました)

異業種コラボでITサービス創出のタネを生む!


人・モノ・自然など、地域にある様々な資源を活用している方々の
課題解決のため、ITができることは?

来年1月に開催する「地域資源xIT」の試作品開発に向けた、
課題解決のためのアイデアワークショップを開催します。

地域資源xITのコラボでどんなものが生まれてくるでしょう?


▼日時:2014年12月4日(木)13:00~17:00
▼会場:ねぶたの家 ワ・ラッセ交流学習室2(青森市安方一丁目1-1)

▼定員:30名(要事前申込)
▼参加費:無料

▼参加申込:下記URLリンク先よりお申込みください。
 http://goo.gl/G4BRTX

▼主催:青森県
▼企画運営:株式会社サン・コンピュータ
*本セミナーは、青森県「ITビジネスアイデア開発支援事業」により開催いたします。

▼お問い合わせ先:株式会社サン・コンピュータ(担当:風間・宮川)
 Tel:0178-21-1100
 E-mail:itidea(at)sancom.co.jp
(メール送信の際は、(at)を@に変えてお送りください。

▼各分野の課題は下記を予定しております。
(当日、追加・変更になる場合もありますので、予めご了承ください。)

■スポーツ
プロバスケットボールチーム「青森ワッツ」の試合で、観戦しているファンが投票し、
その日のMVPをきめることができるコンテンツを製作し、チームとファンのつながり
を深めたい。

■伝統工芸
人を地域資源と捉え、東北各地の伝統工芸品の後継者不足を解決して東北の文化を発信したい。

■人材育成
名刺やリストバンドなどスマートフォンをかざすと、その人の歴史(ストーリー)が
見えるようなコンテンツが欲しい。

■観光
下北地区の地域限定旅行の企画などで、マグロ漁師を地域資源として活用したコンテンツの開発で、町を活性化し経済効果を広げたい。(例:美人時計のマグロ漁師版など)

■町おこし
むつ市大畑地区において、地域の人々から散発的にでてくる「つぶやき」を視覚化、一元化する
サイトが欲しい。

■グリーンツーリズム
NPO法人青森なんぶの達者村にて一緒に活動してくれるメンバーを増やしたい。




▼PDF版のチラシは下記リンクからご覧ください。
【地域資源×IT アイデアワークショップ in青森】チラシ









2014年11月20日木曜日

【開催レポート】雪対策×ITマッチングワークショップ ~全体編

大変お待たせをしました。9月に開催したハッカソン「雪対策×ITマッチングワークショップ」の開催レポートを掲載いたします。今回は全体の様子をご紹介。以後、各チームの追っかけレポートも連載でお届けいたします。

青森県では、昨年来から県主催のハッカソン「地域課題ITソリューション提案ワークショップ」として実施してきました。今回は、「雪対策」をテーマで、3日間にわたり行いました。

(1)概要
▼日時:2013年9月12日(金)13:00~9月14日(日)17:00
▼場所:青森公立大学

▼主催:青森県 
▼運営:株式会社サン・コンピュータ

▼企画:株式会社CCL
▼協力:Fandroid EAST JAPAN青森県支部

昨年度から通じて3度目となる本イベント。今年度は、「ITビジネスアイデア開発支援事業」との連携で、同事業を受託する株式会社サン・コンピュータから7名のスタッフが、運営メンバーとして各チームに密着しながら、本イベントの運営を支えました。

開会にあたり青森県商工労働部新産業創造課
鈴木章文課長からご挨拶をいただきました

(2)インプットワーク
今回は、雪対策に関係する分野から、地元自治体の雪対策の担当課や除雪を行っている建設業者の方々にもお集まりいただき、彼らに向けてITのエンジニアたちがインタビューを行い、ニーズを引き出すワークを行いました。

会場は青森公立大学の交流ホール
ファッションショーもできる多目的ホールです

今回のハッカソン参加チームは、地元青森県内や仙台から参加したIT企業など計6チームでしたが、初日のワークでは人数が多かったため、急遽各チームから一人ずつ集めてアイデアソンのみの7チーム目を編成。

ここでは、7チーム目の参加者のみなさんの様子を追いながら、アイデア出しのワークの様子を紹介します。

メンバーは、株式会社ビジネスサービスから松田さん、株式会社サン・コンピュータから木下さん、アンデックス株式会社から高橋さん、株式会社ジュライから江利山さん、青森大学から澤田さん、そしてインプットワークで雪対策についてインタビューをさせていただく志田建設の山田さんにお集まりいただきました。

グループに分かれてのアイデアワーク


インタビューでは、メンバーの方々が普段から思っていた住民の立場からの疑問や、それに対する業者の立場から住民の方々に対してのお願いなどの話題が上がりました。だんだんとチーム内の雰囲気も解れてきて、本音も交じりながらのお話に熱が入り、その中から課題点などをピックアップしました。

このチームが注目した問題点は、業者の方々からの「除雪車などを使用した際の書類の提出が面倒」という点と、住民側からの「自宅の庭の雪も一緒に除雪車で持って行ってほしい」という点の2つでした。この問題点から検討すべきソリューションのテーマを「書類のIT化・電子化」そして「除排雪車の通知」に絞りました。

(3)アイデアソン
アイデアソンでは、インプットワークから抽出したテーマに沿って、ブレインライティングシートを使って、以下のワークを行いました。

① 1人1枚のシートに何分以内に3つアイデアを書き
② 隣の人にそのシートを渡し
③ 次のマスに先ほどと同様にアイデアを書き
④ 6回目のマスが埋まるまで繰り返す

このワークは、初めに思い浮かぶものを出し切ったあとが勝負どころ。このチームも、最後のマスに近づくにつれて、頭を絞りながらシートに記入していました。

ブレインラインティングシート。最後に頭を絞り切れるか?

その後、スピードストーミングによるペアブレストを実施。このワークでは、2人1組のペアを組んで、お互いのアイデアをもとに5分程度のディスカッションを行い、終わったら別な相手とペアを組んで、同じように5分程度ディスカッションをするという動きを繰り返します。

これにより、他人からアイデアをもらったり、相手に話をしたりすることで自分のアイデアのイメージを具体化させることができます。

こうして出たアイデアをもとに、アイデアシートを作成。1つのアイデアを、A4の1枚のシートに書き込み、アイデアの概要をまとめます。

今回のアイデア出しのワークは、書く、書く、書く!

シート類も、マイプロ、マンダラート、ヒアリングシート、アイデアシートなどなど

サン・コンピュータの運営スタッフも一緒に書きました

アイデアシート。アイデアの概要を1枚にまとめます

書きあがったアイデアシートは、参加者全員で閲覧をして、発展可能性がある、面白いアイデアに星印を付けて評価を行います。多くの星印を集めたアイデアは、わかりやすさやパッと見の面白さがあるため、ハッカソンで扱う題材の候補になります。

このチームでは、青森大学の澤田さんが書いた除排雪車の通知についてのアイデアが星の獲得数で上位に入り、みなさんの前で発表していただきました。澤田さんは、県外で開催されるアイデアソンやハッカソンにも、日頃から積極的に参加をしている意欲ある学生さんで、この日も活発にアイデアを出されていました。

青森大学2年生の澤田さんから、アイデアの披露

また、今回は開発で使えるツールとして、株式会社NTTドコモと日本気象株式会社の2社からAPIをご提供いただきました。NTTドコモからは、山本様に青森までお越しをいただき、同社のAPIについて解説を行っていただきました。

NTTドコモ山本様から提供APIの説明

初日の夜は交流会も開催。翌日のハッカソンに備えて、英気を養いました。

交流会の様子

 参加者同士の交流もこのイベントの醍醐味です

昨年に続きメンターとしてご参加いただいた小泉勝四郎さんを囲んで


(3)試作品開発ワーク(ハッカソン)

2日目は同大学の食堂へ場所を移して、ハッカソンが始まります。会場のネットワーク設定は、新時代ITビジネス研究会のクラウド部会でもご活躍のヘプタゴンの立花さんにサポートいただきました。

2日目の会場は青森公立大学の食堂をお借りしました

立花さんには早朝からネットワーク構築に尽力いただきました
おかげさまで快適な環境に。ありがとうございます!

冒頭は、ハッカソンやこの日行われる中間発表についての説明を行いました。

中間発表についての説明 

続いて、今回ハッカソンのメンターとして参加されているサンキュロットインフォの小泉さんからハッカソンの心得についてお話をしていただきました。

小泉さんからはハッカソンのポイントを明快に示していただきました

目指すはここ!

その後、各チームでアイデアのブラッシュアップや開発作業が行われていきます。

15時からは中間発表。

今回の中間発表では、全員の前で発表をするスタイルをやめ、プレゼン5分・質疑5分で、各テーブルを代表者が回り、質問やアイデアを持ち帰る形式にしました。

これだと、かかる時間が同じでも、少人数での議論となるため声があがりやすいほか、プレゼンターは他チームのテーブルを回りながら何度もプレゼンを行うことで、自分たちの考え方を整理することができます。プレゼンする側と聞く側の距離がぐっと近くなるので、質疑応答も盛り上がっていたように感じました。

中間発表の様子。スピーディかつ濃い議論に 

中間発表後は終日ハッカソンだったので、代表メンバーがツッコミ、アイデアなどをチーム全体に報告した後は、明日の成果発表に向けての作戦会議や作業などを集中して行っている様子でした。
また、記録係として各チームにお邪魔しているスタッフも、2日目となれば参加者の方と打ち解けているように感じました。

サン・コンピュータからは開発メンバーもチームで参加
同チームは運営スタッフ川守田が担当

こちらは仙台から参加のアンデックス株式会社
毎回参加の同チームには、スタッフの山田が張り付き

株式会社ビジネスサービスのみなさん
こちらは熱心に議論に聞き入る運営スタッフ小西

地元青森から参加のジュライのみなさん
運営スタッフ風間がこのチームの担当に

こちらは今回唯一の混成チーム
運営スタッフ中里が追っかけます 

こちらも昨年からフル参加のアイティ・コワーク
運営スタッフ相馬がお手伝いに入りました

2日目は、食堂から見える晴れ渡ったきれいな景色と、開放感のある場所のおかげもあってか、各チーム集中しながらも前日よりは雰囲気がほぐれている印象でした。

食堂でのハッカソン作業は一度18:00で終了しましたが、国際交流ハウスの一室を作業場として開放。深夜、明け方まで作業を続けたチームや、内容をはじめから作りなおすチームなど、それぞれが持てる時間を活用しながら、開発に集中していました。明けた最終日は静かな雰囲気で、集中している様子がひしひしと伝わってきました。

夜も開発が続きます 

画面もできあがってきました 

県庁有志から恒例の差し入れが! 
杉山さん、池田さん、いつもありがとうございます

ハイペースで飲み干すチームも

最終日は、午後の成果発表に向けて急ピッチでの追い込みへ。開発のほかにプレゼン準備も追い込みです。今回はスキット(寸劇)を活用したユーザー体験の説明も呼びかけてられており、最後の発表も力を入れる大きなポイントです。

会場の様子。各チーム、黙々と集中しています

サン・コンピュータ。追い込みの緊張感の中、開発に集中!

アンデックスはアプリ開発の研修生たち。初心者集団でどこまでいけるか!?

ビジネスサービス。実機確認と発表の準備を着々と

 ジュライのみなさんは笑顔が。日曜日なのでお子さんも参加

混成チーム。ハッカソン経験豊富な青森大学の小久保先生が駆けつけています 

アイティコワークは触沢社長が登場。メンバーの表情に緊張が漂います


(4)成果発表会

成果発表会では、以下の順番で各チームが発表を行いました。
1 アンデックス株式会社
2 株式会社サン・コンピュータ
3 ジュライ
4 株式会社ビジネスサービス
5 混成チーム
6 アイティコワークだぜ

審査員には、今回主催をされた青森県商工労働部新産業創造課の鈴木章文課長のほか、青森市役所の職員の方々、会場をご提供いただいた青森公立大学の木暮先生、メンターの小泉さんなどにお入りいただきました。

また、急遽、賞品を差し入れいただいたため、投票も行われることになりました。もっと多く票を獲得したチームには、青森の味覚セットが贈られます。

 急遽お寄せいただいた商品。ありがとうございます!

各チームの個性ある発表が行われ、寸劇などで成果物の効果をアピールチームが複数ありました。また、GPSを利用したアプリのデモンストレーションで参加者がGPSを持って外に向かって走り出すパフォーマンスもあり、会場内はとても盛り上がっていました。

混成チームの発表の様子

そして審査員投票で、もっとも多く票を獲得したのは「株式会社ビジネスサービス」の皆さんでした。賞品の青森味覚セットを手にとても喜んでいらっしゃいました。おめでとうございます。

ビジネスサービスのみなさん、おめでとうございます!

(5)成果物

各チームの成果物については、それぞれ、以下のとおりとなっています。

1 アンデックス株式会社
サービス名:ユキダス
内容:スマートフォンを使った、ドライブレコーダーアプリ。地図情報、写真、情報の送受信の機能を活用した道路状況確認アプリであり、地図画面に危険な道の情報が表示されている。その他に、その場所の道路状況を写真で確認することが出来る。そのことにより、安全な道の選択、危険な道の回避をすることができ、県民の安全な生活をサポートする。一般車両(車通勤する人、人が多く行動する時間帯に車を運転する人)、運送業、緊急車両(消防車、救急車、パトカー、などの緊急車両)、歩行者などが利用者となる。

2 株式会社サン・コンピュータ
サービス名:はわわ!ここは危険な道なのです!
内容:地域住民からスマホでデータを投稿してもらおうというアプリ。データはサーバーで集計され、投稿内容別に色分け表示、web、スマホでマップ上に公開。雪対策以外の用途でも利用でき、通年使用が可能。メインターゲットは地域住民。住民側のメリットは、最新の道路状況が分かる、投稿画像で状況が一目でわかるという点にあり、行政側のメリットは、カメラが設置されていない場所の道路状況が分かるといった点にある。

3 ジュライ
サービス名:除雪作業報告システム
内容:スマホに作業開始時間、終了時間、位置情報などの作業情報をサーバーに送信する車載アプリで、サーバーに保存された作業情報を編集できる報告書フォームがあります。また、位置情報から地図上に除雪機械の位置を表示して除雪作業状況も配信するサービスです。主に行政向けのシステムで、期待される効果としては除雪作業者の事務的作業の短縮・軽減、行政側の作業状況の把握と事務作業の効率化、市民に対して除雪作業の可視化ができます。

4 株式会社ビジネスサービス
サービス名:ユキホーアオモリ(由来は雪の報告)
内容:除雪の出動判断を効率的に行い、自治体⇔業者の連絡を自動化することで、ムダを省いて効率的な除雪を実現。現場のパトロール隊がスマホやタブレットから集めた青森市各エリアの積雪状況から、除雪の必要性が一目で分かるインターフェースになっていて、市内のどのエリアに今晩の除雪が必要か、判断しやすくなっている。さらに、除雪が必要だと判断したエリアの業者へ、ボタン一つでメール/FAXを自動送信。受信した業者は、今晩出動できるか、重機を何台出せるかを返信することで、重機の稼働・不足状況一覧の画面がアップされる。市役所担当者が一番大変な「出動の判断~業者への連絡」を効率化することで、人手がかかる業務フローの改善をはかることができる。

5 混成チーム
サービス名:ジョセツ・ジョースター
内容:除雪車が来るかどうかを通知するアプリ。行政がWeb上で「除雪業者」「除雪地域」「除雪開始時間」「除雪終了時間」を入力。サーバを経由して除雪情報がユーザーに送られます。ユーザーが事前に除雪車が来るか来ないか、来るとしたら何時頃に来るのかを通知。ユーザーが心の準備ができるようし、行政や業者に寄せられる苦情を減らす。

6 アイティコワークだぜ
サービス名:ゆきサポ
内容:困っている人の見える化と、社会的弱者への積極的な支援を目的に、看・老・怪我等サポートが必要な人とボランティアを繋げるサービス。除雪ボランティアに興味のある人、高齢者・要介護者・障害のある方等の社会的立場の弱い人、行政の除雪担当者のそれぞれをターゲットとし、ボランティア参加へのきかっけづくりや社会的に弱い立場にいる人々への積極的な支援を可能とする。行政で除雪道具の貸出を行っているが、認知度が低く予算がとれていない地域があるため、除雪道具貸出の実績、需要を増やし、次年度の予算を取りやすくすることに貢献したい。


※各チームの成果物の発表内容や参加の様子は、後日、チーム毎にレポートを掲載いたします。


(6)サポーター・メンターコメント

中間発表後に、各チームのサポーターやメンターとして参加しただいた5名の方に今回のハッカソンについてコメントを頂きました。

■サンキュロットインフォ 小泉勝四郎様
皆リアルタイムの話しかしていなかった印象です。いろんな人がいるのでもっと多様性が欲しかったかなと思います。アイデアとしては、混成チームは雪が多く降る地域出身の人が多かったので、雪対策についてリアリティを持って進められて、やることが明確だったのが良かったと思います。

■株式会社ヘプタゴン 立花拓也様
課題がはっきりしすぎていて、皆同じようなテーマになりがちだと思いました。実用的なのはもちろんいいのですが、各チーム似たようなアイデアになっていた印象です。前回のハッカソンにも参加しましたが、前回に比べると参加者の皆さんが集中して作業しているので、真剣さが伝わってきます。夕食後スタッフの方が、ブレイン・ストーミングをやっていて楽しそうな雰囲気だったので、会場内でもそういう要素がうまく取り入れられればいいと思います。

■Fandroid KANSAIメンバー
全体的に見て遊びがないかな、真面目だなという感じを受けました。良かったと思うのはAチームで、ここは他のチームができていなかったデータの見える化をしていました。見え方も工夫されていたし、完成度が高いと思いました。また、雪質が大事という話をしたのもこのチームだけでした。

■アンデックス株式会社 鈴木宏輔様
ハッカソンはお祭りイベントだと思っていましたが、今回の青森は深いというか、お仕事みたいにやっている印象でした。ビジネスモデルを考えたり、今後を考えたり、ちょっと固いかなとも思います。イベントなのでもっと突飛な意見が出てもいいんじゃないかなと思いました。最初に行政や業者の方の話を聞いているので、各チームのアイデアがどうしても行政・業者寄りになってしまっているのが気になったので、例えば除雪しないとどのくらい困るのかなど、もっといろんな話が聞きたかったなと思います。


今回のハッカソンは、運営担当のサン・コンピュータのITビジネスアイデア開発支援事業のスタッフが、当日の取材・レポートの作成も行いました。今回の記事の素材集めは、運営スタッフのサン・コンピュータ宮川が担当しました。

宮川の感想も以下、ご紹介します。
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ハッカソンの場に立ち会うのが今回初めてで、実際どんな様子なのか、どういう風に記録すればいいのかなど、始まる前にはいろいろと考えていましたが、未知のイベントだったので期待もありました。最初、アイデアソンで即席チームにお邪魔させてもらいましたが、スタッフ側としてうまく進めることができず、反省点が多かったです。

2日目以降は、チームごとの盛り上がり方の違いを発見したり、サポーターの方にいろいろお話をうかがったりと、いろいろ吸収するものばかりでした。

そして、皆さんプレゼンの資料もとても分かりやすく作っていらっしゃって参考ンしたいと思いました。個人的にはビジネスサービスさんのユキホーアオモリのロゴがとてもかわいくて好きでした。
また、サポーターの方々にお話をうかがった中で、もっと遊びや多様性が欲しいという意見が気になったので、今後の課題としてそういう雰囲気づくりの手伝いができるほどにイベントコーディネーターとして成長したいと思います。
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ご参加いただいたみなさま、企画運営そして告知にご協力いただいたみなさま、メンター・サポーターのみなさま、審査員としてご参加いただいたみなさま、会場ご提供いただいた青森公立大学のみなさま、主催の青森県のみなさま、誠にありがとうございました。

次のレポートでは、各チームの動きをご紹介いたします。どうぞお楽しみに。